私は、子どものことが大好きで、病気で苦しんでいる子どもたちを助けたい、子どもたちの未来を守りたいという想いで小児科医になりました。
東京都立小児総合医療センターで小児科研修を行い、小児救急や小児集中治療、アレルギー、循環器、消化器、血液・腫瘍、内分泌、新生児など専門性の高い病気から、一般的な小児の病気まで、幅広い診療を行いました。
様々な専門分野を研修しながらも、専門性に偏ることなく子どもたちの全身を診ることができる医師になるべく、研鑽を積んでまいりました。
小児科研修を終えた後、町田市民病院に赴任しました。
町田市民病院では、病棟長に就任し、入院診療や外来診療、小児救急医療、重症心身障害児医療の体制構築などに貢献してまいりました。町田市民病院は町田市唯一の小児病棟がある病院で、受診する子どもたちの病気の幅が広く、これまで培った知識や技術を活かすことができました。
たくさんの子どもたちと接する中で、ママやパパたちがお子さんの健康や子育てにおいて強い不安を持っており、今の医療体制ではその不安を十分に解消できていないのではないかと感じるようになりました。
また、私にも子どもが産まれひとりの親となり、子育ての中でいろんな不安や悩みを経験しました。子どもが初めて熱を出したとき、下痢がなかなか止まらなかったとき、原因不明の蕁麻疹が続いたとき、親として何とも言えない不安を感じました。
小児科医の私ですら子育ての中で不安を感じるのですから、ママやパパたちは本当にたくさんの不安や悩みを抱えながら子育てをしているのだなと身をもって感じました。
そういった想いから、「医療を通して、安心して子育てができる地域をつくりたい」と考え、小児科クリニックを開業する決心をしました。
ママやパパたちの不安な気持ちに寄り添い、しっかり話を聴いてしっかり説明をすることで、少しでも不安を解消し、子育てを楽しいものにできればと思っています。
「こんなことで受診してもいいのかな?」「こういうときってどこの病院へ行けばいいんだろう?」と思ったときには、ぜひ一度当院へお越しください。